
マイクロチップが装着された保護犬を譲り受けたら、チップ番号と登録証明書を受け取り、環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」で新しい所有者への変更登録を行います。チップが入っているだけ、番号を知っているだけでは、所有者情報は更新されません。
以下は2026年8月18日時点で公的資料の記載を確認した制度案内です。市区町村の犬登録との連携は自治体により異なるため、居住自治体へも事前に確認してください。この記事は装着状態や皮膚の症状を診断するものではなく、登録機関・自治体・動物病院への確認に代わるものではありません。
この記事の要点
- 譲渡元から登録証明書を受け取らないと、変更登録を進められない場合があります。
- 動物病院等で読み取った15桁の番号と、証明書の番号を照合します。
- 譲り受けた人は、原則として取得後30日以内に変更登録を行います。
- 犬の登録や狂犬病予防注射済票は、マイクロチップ変更とは別に確認します。
譲渡前に受け取るもの
環境省のマイクロチップ案内では、登録証明書がないと飼い主の変更登録等ができないため、譲渡時に新しい飼い主へ渡すよう案内しています。
| 確認するもの | 内容 |
|---|---|
| 登録証明書 | 登録・変更登録に必要な情報が読めるか |
| チップ番号 | 読取器で確認した番号と証明書が一致するか |
| 現登録者 | 譲渡手続きを行える名義か |
| 犬の情報 | 犬種、性別、生年月日等に取り違えがないか |
| 連絡履歴 | 譲渡日と、証明書を受け取った日 |
番号が読めない、証明書と一致しない、証明書を紛失した場合は、譲渡元、登録機関、動物病院へ順に確認します。別の犬の番号で手続きを進めないでください。
所有者変更の基本手順
- 動物病院等でマイクロチップ番号を読み取ってもらう
- 譲渡元から登録証明書を受け取る
- 環境省の登録サイトで変更登録を行う
- 新しい登録証明書を保存する
- 居住する市区町村へ、犬登録の追加手続きが必要か確認する
環境省Q&Aは、保護団体や知人等から登録済みの犬猫を譲り受けた場合も、新しい飼い主情報への変更登録が必要と説明しています。
市区町村の犬登録とは分けて確認する
居住自治体が狂犬病予防法の特例に参加していれば、環境省データベースの登録・変更が市区町村への犬登録申請等とみなされる場合があります。参加していなければ、別途、市区町村窓口での手続きが必要です。狂犬病予防注射後の注射済票の交付も別に確認します。
登録後に更新する場面
- 飼い主の氏名、住所、電話番号等が変わった
- 犬の所在地が変わった
- 犬が死亡した
- マイクロチップを取り外した、または番号に問題が生じた
- 犬を別の人へ譲渡する
変更した日、受付結果、証明書の保存場所を記録しておくと、迷子や災害時にも確認しやすくなります。
| 確認欄 | 状態 |
|---|---|
| 読取番号と証明書 | 一致・確認中 |
| 新所有者への変更登録 | 完了日・確認中 |
| 新しい登録証明書 | 保存場所 |
| 市区町村の犬登録 | 完了・別手続き・確認中 |
| 狂犬病予防注射済票 | 交付済み・確認中 |
読み取り部位に異常がある場合
マイクロチップの有無や位置は、家庭で皮膚を強く押して探さず、動物病院等の読取器で確認します。装着部位の腫れ、痛み、分泌物等がある場合は、登録手続きとは別に動物病院へ相談してください。強い痛み、急な腫れ、元気消失等があれば早めに連絡します。
子犬の引き渡し後の手続き例として、マルプリティのマイクロチップ名義変更の案内も確認できます。実際には、手元の登録証明書と指定登録機関の最新案内を優先し、販売・譲渡の経路にかかわらず変更登録の完了を確認してください。
まとめ
マイクロチップは、装着、番号確認、登録証明書、所有者情報がそろって初めて身元確認に役立ちます。譲渡時に証明書を受け取り、番号を照合し、期限内に変更登録を行ってください。市区町村の犬登録と狂犬病手続きも別に確認します。
譲渡時の行動 登録証明書を受け取り、読み取った番号との一致を確認してから、新しい所有者情報へ変更登録してください。
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